ふていき コラム

第2回(2001.08.27)「猫の居場所2」

 ねこの しゃしん前回のコラムで私の高尚な哲学(^^;)が【妻のひと言】で単なる飼い主バカであることが証明されてしまいました。が、実際そうなのです。私が密かに敬愛しているデザイナーで、名古屋市立大学大学院の教授をされている川崎和男氏も「MAC POWER」誌上でご自身の愛犬を「一番かわいい」といいながら、広告にもご出演させていらっしゃいます。しかも2号にわたって飼い主バカぶりを発揮されています。私も氏のお気持ちはよく判りますし、大いに楽しませていただきました。ですから私の話題は今回も猫です。仏の顔も3度までといいますから、もう一回続くかも。
 さて、私の所には「くろ吉」と「ちび太」がいます。「くろ吉」は我が家に来て早や8か月、小さい頃の面影はかろうじてあるものの、ちょっとおデブさんになってしまいした。気が小さく、私ら以外にはなつこうとしません。その代わりといってはなんですが、家人以外の人が抱いても「ウー」とうなるだけで、なされるがままです。つまり、ピキッと固まって抵抗できないのです。足をいいように動かされても抱かれたまま。そして解放されると身を低くしてソロリソロリと逃げだし、一回振り返る始末。「こいつは猫社会でやっていかれへん」と母に太鼓半を打たれた豪傑です。「ちび太」はまだ4か月で甘えんぼさんです。それにも関わらず「くろ吉」とじゃれていると、「くろ吉」に負けていません。時々遊びがエスカレートしてかみ合いになるのですが、悲鳴をあげているのは大抵「くろ吉」の方で、仲裁に入ります。困ったものです「くろ吉」は。

【妻のひと言】
 
 飼い主というのは本当に馬鹿なもので、日頃理屈ばかりこねている旦那も、我が猫のことになると理性がふっ飛ぶようですね。
くろ吉は本当に気の弱い猫で、玄関の呼び鈴が鳴っただけで押し入れに駆け込みます。このため、我が家の押し入れはいつも少し空けてあります。本当に弱っちい猫です。でも、「きりっとしていて、これならテレビにも出られるよ。」とのお声も複数いただいているハンサム君です。きわめて冷静に、客観的に見て、シッポの短い、足の短い、だんだら模様の猫の中では、くろ吉が世界で一番可愛いと信じています。
ちなみに、シッポの長い、胴の長い、目と目の間が離れた猫の中では、ちび太が宇宙で一番可愛いのは確かです。


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